MVP高等学園

WHAT IS MVP HIGH SCHOOL?

MVP高等学園とは?

MVP高等学園は、「リアルとオンラインの中間地点から、未来をつくる力を育む」ことを目指した次世代型の高等学校です。
生徒は全国どこからでも、自宅からVR空間に設置されたキャンパスにアバターで登校し、仲間と出会い、学び合い、探究活動や部活動に参加することができます。一方で、年に数回のスクーリングでは、農業体験や地域協働プロジェクト、島での合宿などを実施し、バーチャルだけに閉じない“生きた学び”を大切にしています。
カリキュラムは、松実学園との教育システムとの連携により、卒業資格を取得できる体制をベースに、心理・対話・SNSリテラシーなど「心を育てる学び」、AI・動画・起業・社会課題解決といった「未来をつくる探究型プログラム」を融合した独自の構成です。
単に“VRで通える学校”ではなく、今の時代や社会に合った教育そのものをゼロから設計し直す、新しい教育モデル。
それが、MVP高等学園です。

WHO ATTENDS?

どんな人が通うのか

MVP高等学園が生まれた
背景と、生徒たちの姿

MVP高等学園が創設された背景には、コロナ禍による学びの分断と孤独の拡大がありました。
当時、多くの生徒がメタバース高校を選ぶようになり、在宅での自由な学習スタイルが広がった一方で、
実際に授業を受けていると、画面越しの無機質なやりとりや、誰にも話せない日々の孤独感が大きな課題として残っていました。
「自由だけど、つながれない」
「卒業はできるけれど、記憶に残る時間はなかった」
そんな声を受け、MVP高等学園はただ“通える場所”ではなく、
誰かと関わり、支え合い、未来へ踏み出せる「場」そのものをつくりなおすことを決めました。

使用ツール

MVP高等学園では、主に以下のツールを活用してメタバース上の学校生活を実現しています。

cluster(クラスター)

スマートフォン・PC・VRゴーグルでアクセス可能なバーチャル空間。授業は基本的にclusterで実施され、操作もシンプルなため、初めての人でも安心して参加できます。特別授業や体験型イベントにも活用しています。

VRChat(ブイアールチャット)

放課後の交流や雑談、イベントや部活動など、日常の活動の中心となる空間。自由度の高い3Dキャンパス内で、アバターを通じて仲間と自然なコミュニケーションを取ることができます。

Discord(ディスコード)

日々の連絡・相談・学習サポートの拠点。クラスごとのチャットや通話ルームが用意されており、特にパソコンを使ったクリエイティブ系授業では、音声通話によるリアルタイム指導も実施。提出レポートの管理・共有もDiscord内で一元化しています。

登校スタイル

生徒は自宅から、スマートフォン・PC・VRゴーグルなどを使ってメタバースキャンパスに“アバター登校”します。
授業は主にclusterで行われ、放課後はVRChatの仮想校舎に自由に集まり、部活動や交流を楽しむことができます。
Discordでは担任や仲間と日常的に連絡を取り合い、レポート提出や学習の質問なども気軽に行えます。
制服や見た目の制限はなく、アバターを通じて“自分らしく”学ぶことができるのも特徴です。

交流方法

clusterでは授業・体験学習を中心に、クラス単位での学びやプレゼンテーションなどを実施。
VRChatでは放課後の部活動や雑談、イベントが活発で、自然なコミュニケーションが生まれやすい設計になっています。
Discordではクラスチャット・音声ルームを使って、いつでも話せる・聞ける・頼れる環境を構築。レポート提出や作品発表もここで完結できます。

メタバース活用のポイント

スマホやPCから気軽に登校できる

自分のペースとスタイルで学べる

地理を超えて全国の仲間とつながれる

放課後も仲間とつながれる、居場所になる

~“ひとりじゃない”メタバース高校~

メタバース高校のメリット

自分のペースで
学べる

時間割に縛られず、集中できる時間に勉強できる。体調やメンタルに合わせた学習が可能。

登校日数が
少なくていい

在宅中心で学びを進めながら、必要なスクーリング(登校)は年に数回だけ。

好きなことと
両立できる

芸術活動、スポーツ、バイト、趣味、療養など、それぞれの生活と無理なく両立できる柔軟な仕組み。

学費が比較的
リーズナブル

通学制高校に比べて、費用の負担が軽く、学びたい意欲を後押ししてくれる制度が整っている。

メタバースに多い“悩み”や“不安”とは?

「相談できる人がいない」

「友達ができない、孤独」

「やる気が続かない」「何から手をつけていいかわからない」

「卒業できるのか不安」

「将来にどうつながるかわからない」

MVP高等学園の“安心の仕組み”

メタバース登校で、毎日「誰かに会える」

バーチャル空間で朝のホームルームや放課後の雑談に参加することで、自然な関係づくりができます。

リアルなスクーリングで実体験も

年に数回、農業・自然体験・地域活動など、リアルな経験と仲間づくりの機会を提供。

Discordでいつでもつながれる

文字・音声での相談や交流が日常化しており、「困ったときに誰かがいる」環境があります。

「心の学び」も重視

心理・対話・福祉・SNSリテラシーなどを通して、「心の不安」に向き合う授業も設けています。

レポート提出や進捗も見える化

Discord上で課題提出や学習状況が管理され、自己管理が苦手な生徒にもわかりやすいサポート体制があります。

メタバースでも、ひとりじゃない。

MVP高等学園は、「自由」と「安心」が両立する新しいメタバースのかたちを提案します。
“誰とも話さず3年間が終わる”ことは、ここではありません。
毎日のつながりの中で、自分の未来をゆっくり育てていけます。

~学びと同じくらい、心のケアを大切に~

MVP高等学園では、学力やスキルだけでなく、「心の成長」や「安心して学べる土台」を大切にしています。
本校は、日本最大級の心理師在籍数を誇る「松実高等学園」との連携により、生徒一人ひとりの心理的なサポート体制をしっかりと整えています。

心を支える仕組み

希望者には
カウンセリングを個別実施

不安・悩み・人間関係・メンタルなど、必要に応じて臨床心理師や専門スタッフとオンラインでの面談・継続支援が受けられます。

日常的な「相談のハードル」
が低い環境

Discord上には「話してもいいルーム」や「相談窓口チャンネル」が設けられ、ちょっとした不安やモヤモヤもすぐに共有できます。

「心を学ぶ」授業も
カリキュラムに導入

心理学的な視点から、自分や他者の感情を理解したり、対話力・共感力を育てる学びを実施。SNSリテラシーやメンタルセルフケアなど、現代の若者に必要な知識も学べます。

「大丈夫」から始まる学びを

不登校経験や人間関係の不安、将来への焦りなど、どんな状態であっても、まず「ここにいていい」と思えることが何より大切です。
MVP高等学園では、心に寄り添いながら、学びへの一歩を一緒に支えていきます。

~メタバースとリアル、両方で青春を~

学校行事

MVP高等学園では、年間を通してリアル・メタバース両方のイベントを実施しています。

リアルでの交流イベントや
探究合宿

メタバース×リアル同時開催の式典や発表会

メタバース空間最大級の学園祭、通称「M学祭(MVP学園祭)」の開催予定

入学式・修了式もメタバース上で行い、空間演出や映像と連動した特別体験を提供

学びだけでなく、
「楽しい」「誰かと一緒にいる」感覚
大切にしながら、かけがえのない
高校生活をつくっていきます。

MVP高等学園では、生徒主体で自由に部活動を立ち上げ・運営できます。

設立の流れ

同好会:生徒3名以上+顧問1名で設立可能

部活(正式登録):生徒10名以上の同好会が、審査を経て部活動に昇格

学校審査あり(活動内容・顧問確認など)

顧問の条件

顧問は校内外問わず任命可能

メタバース上で出会った尊敬する人や、専門分野の社会人などもOK(※学校の審査・説明は必要)


部費とサポート

正式な「部活動」には学校から活動予算が支給されます

自主企画や発注が可能な環境も整備されており、生徒の創造力を全力で応援

初年度公式部活動(予定)

航空部

航空部

メタバース空間で飛行体験や戦闘シミュレーションを行う部活。
スモークによる空中アートショーなども可能で、入学式や学園祭の演出にも参加予定。

製作部

製作部

自分の“つくりたい”を実現する創作部門。3Dモデル、動画、ワールド制作などクリエイティブ活動全般を自由に展開。
活動には「製作部コイン」などの支援制度があり、予算を使って機材や素材の発注も可能。

ゲーム部

ゲーム部

プロゲーミングチームの運営・広報・大会開催などに挑戦。
MVP学園主催のeスポーツ大会を企画し、会場づくり・実況・スカウトなど、ゲームを軸とした総合的な学びと表現の場を提供。

MVP高等学園のスクールライフは、
自由で、個性的で、創造的。
“やりたい”を見つけた瞬間から、
高校生活の物語が始まります。